FPがいま改めて深掘りする「老後2000万円問題」

老後資金の不安を払拭する方法――「積立」で期待できる効果とは?

  • 公開日:2020.04.21

筆者は、現役世代の資産形成には「積み立て型の商品が向いている」と考えます。なぜなら、現役時代は、仕事や家族と過ごす時間、趣味や自分のスキルアップの時間などが生活の主となり、このような忙しさの中、資産形成のために多くの時間を使うことはほぼ不可能だからです。そこで有効なのが「積み立て型」の制度や商品を利用した資産形成。一度仕組みさえ作ってしまえば、後は自動的に積み立ててくれるからです。

また、積み立て型は、投資理論上からするとドルコスト平均法でリスクの分散効果も期待できます。また、情報過多な時代において、積み立て型は、余計な情報に惑わされることなく着実に貯められることも大きなメリットです。

当初「老後資金2000万円問題」には、マイナスのイメージがつきまとっていたことは否定できません。しかし、この問題をきっかけに老後の資産形成を始めた人も多く、結果的には世の中に良い影響をもたらしたと言っても過言ではありません。

とはいえ、今後も形を変えて、老後資金の不安をあおるような話題が出ることも考えられます。そこで再び不安に陥らないためにも、自分なりの運用方針を立てることが重要です。そして、「積み立て型」商品で、自分だけの揺るぎない土台を作ってもらいたいと思います。

 

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著者

小沢 美奈子 ファイナンシャルプランナー
小沢 美奈子
K&Bプランニング代表。大学卒業後、損害保険会社にて社員教育、研修講師などを経験。約12年間勤務後、外資系損害保険会社で営業に従事。ファイナンシャルプランナーとして活動開始後はWebや書籍などで記事執筆、セミナー講師、家計相談などを行う。シニアや生活困窮者のライフプランにも力を入れる。フォトライターとしても活動。趣味はカメラ。

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