あえての「有料相談」も有効! コスパよくFPを活用する3つの方法
お金の不安に効く! FP自らが語る「FPの真の活用法」

あえての「有料相談」も有効! コスパよくFPを活用する3つの方法

  • 公開日:2020.04.28

Editor's Eye

●FPの書く読み物をうまく活用しよう
●「とりあえず無料相談」の注意点
●相談者自身の工夫が有料相談のコスパを上げる

お金に関する相談に応えるFP(ファイナンシャルプランナー)。その名称こそ知っていても、実際に相談したことのある人は少ないのでは。しかし、FPの活躍フィールドは個別相談のほか、セミナー講師やメディアへの出演、書籍の執筆など多岐にわたり、中には無料で彼らの知見に触れられるものもある。保険や住宅ローン、家計相談や資産運用など、得意分野もそれぞれで異なる。コロナショックによる経済不安が高まり、一般家庭においても「家計の健全性」に関心が集まる中、銀行や保険代理店などに所属しない独立系のFP事務所でアドバイスに当たるFPに「FPの真の活用法」を聞いてみた。

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お金の専門家であるFPは、マイホームや老後費用などの資金計画をはじめ、保険や不動産、税金、投資などの幅広い知識を持った頼れる存在です。そこで独立系FPである筆者が、「コスパ」よくFPを活用するためのコツを紹介します。

FPのサービスというと、最初に「個別相談」が思い浮かぶかもしれませんが、セミナーや読み物なども挙げられます。中でも、一度に多くの人に情報を届けられる本や雑誌、ウェブコラムなどの読み物は、個別の相談に比べて安価で入手できることが多く、ほとんどお金をかけずにお金に関する悩みや問題を解決することができることがあります。

いまやネットで自分の悩みを検索するだけで、参考になる記事が山ほど出てくる便利な時代です。多数ヒットした情報の信頼度を判断するときには「サイトの運営者は信頼できる団体か」「記事の執筆者はFP資格を保有しているか」などを基準にすると良いでしょう。

ただ、ネット検索は自分が考え付いた検索キーワードだけを軸にして情報を探すことになるため、検索方法を工夫しないと求める情報が出てこなかったり、自分に都合の良い情報だけに偏って調べて信じてしまったりする危険があります。そのため、ネット以外の方法も併用したほうが賢明です。

そういった意味では、信頼できる情報を安く手に入れる方法として、FPの書いた本を読むのもおすすめです。1冊に必要な情報が網羅されており、多くの具体的な事例や役立つ考え方などを知ることができるでしょう。社会の動向や各種制度は頻繁に変わるので、出版年が新しくて最新情報が載っている本を選ぶことがポイントです。

本については、難易度や著者の考え方が自分に合わないと読み進めるのがつらくなりやすいので、同じテーマのものを複数冊、手に取ると良いでしょう。コストが気になるときは中古本や図書館を利用すれば費用を抑えることができます。書店でピンとくる本が見つからないときは、品ぞろえが豊富なネットショップでも探してみてください。

このように、読み物を探すときにFPを意識することで、無料や低価格でも信頼できる情報や有用な解決策を知ることができます。

しかし、こうした読み物で取り扱う内容は基本的な知識や一般的な事例に限られますし、問題解決するためのサポートがありません。無理に独学で問題を解決しようとすると、多くの勉強時間を要したり、潜んでいた問題に気が付けなかったりすることがあります。そのため、深刻な悩みや大きな金額がからむ問題は、個別相談を利用するのが解決への近道となるでしょう。

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著者

張替 愛 ファイナンシャルプランナー ・マネーライター
張替 愛
FP事務所マネセラ代表。家計相談や執筆、講師など、幅広く活動する。専門は教育費・資産運用・海外赴任など。AFP、2級FP技能士。

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