無料相談から一歩踏み出す勇気が、幸せにつながる

  • 公開日:2020.05.01

私の場合、海外に移住したい日本人、海外に在住する日本人、日本に在住する外国人等、ユニークなバックグラウンドを持つ方々の相談にあたることがあります。相談者様はHPを通じて相談依頼をされる方がほとんどで、有料と承知でご連絡をいただいています。

相談内容も個性的なものが多く、どのようなデータを提示するのか? どのようにアドバイスをすれば良いのか、いつも以上に熟慮しながらサポートさせていただいています。

日本に在住する外国人の場合、「日本語は話せるけれど日本語は書けない」「加入している保険の証券が英語やフランス語」ということもよくあり、違う意味で緊張が走りますが、外国人の特徴として、「FPへの相談は有料である」という認識が浸透しているため、相談料は? どれくらいの時間を相談に使えるのか? といった具体的な質問から始まり、納得できたところで相談を依頼するというスタイルの方が多いように思います。

外国人であっても日本に住んでいますので、日本の法律に基づいたアドバイスをしますし、資産運用については、運用先が日本国内か海外なのかの違いだけです。したがって、今まで学んだ知識でサポートし、アドバイスを行っています。もう少し準備した方が良かったかな? と思うこともありますが、その人の目的や夢が明確になっていますので、会話をする中で具体的な提案やアドバイスをすることができます。

最初は、英語等の外国語を使って仕事をすることに緊張していましたが、信頼してくれてことが伝わってきますので、今は緊張せずに相談業務に取り組むことができています。そして、有料であることが、相談者様に「価値を与えている」と思うようになりました。お客さまに「参考になりました」「さっそく、準備します」等の言葉を頂けると、まさにFP冥利に尽きると言っても過言ではないでしょう。

FPとしては、多くの方々にFP相談を利用して欲しいと思っていますが、無料・有料という以前に、「どんなことを相談して良いのか分からない」という声も耳にすることがあります。しかし、そもそも分からないことを相談するのですから、分からないまま相談に訪れても良いのです。何が問題点なのかは、FPが導き出すことができるのですから……。

ただし、自分がどうしたいのか? どのような夢を叶えたいのか? どのようなライフスタイルを望むのか? は、本音で話してほしいと思います。FPへの相談は勿論のこと、どのような相談でも本音でぶつからない限り、望む答えは出てきません。

そもそもFPとは指導する人ではなく、相談者様と並走する仲間です。FPとして時には叱るかもしれませんし、褒めるかもしれません。とはいえ、共通しているのは、相談者様の夢を叶えるためにはどうすれば良いのかということを考え、行動しているということです。

最初は無料の相談スペースで相談を受けても良いと思います。ただ、本音で話せるFPが見つかったら、是非、有料相談という「あと一歩」を踏み出してみて下さい。自分に合ったアドバイスやサポートが受けられることを実感していただけるかと思います。

日常のささいなことでも、FPに質問してみて下さい。一緒に考えていくことで、思わぬアイディアも生まれてきますし、充実した生活を送るヒントが得られると思いますよ。

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著者

飯田 道子 ファイナンシャルプランナー
飯田 道子
銀行勤務を経て1996年FP資格を取得。現在は各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行う。海外移住にも対応しており、特にカナダや韓国への移住相談や金融・保険情報を得意としている。CFP認定者。

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