体もお金も、健康が大事!――長生き時代を楽しく、幸せに生きるために

  • 公開日:2020.05.18

報告書の試算は総務省の全国消費実態調査を使用しており、老後の家計収支が平均で月々約5万円の不足となっています。この5万円を30年分で計算すると1800万円になり、切りの良い数字にして2000万円としています。

ここで大事になってくるのが、計算式に出てくるセカンドライフ(老後)の月々の不足額と共に期間です。不足額が月々5万円でも期間が10年なら、不足額は600万円へ大きく減ります。逆に期間が50年になると不足額は3000万円へ膨れ上がります。その為、セカンドライフの期間をどのくらいに考えるかは非常に大きなポイントになります。

2018年厚生労働省の「簡易生命表の概況」では男性の平均寿命が81.25年、女性の平均寿命が87.32年となっています。さらに、同じ調査から生命表上の特定年齢まで生存する人の割合を確認すると、男性は4人に1人が90歳まで生存するとなっており、女性は4人に1人が95歳まで生存するとなっています。このあたりの数値を参考にするなら、95歳くらいまで生きる前提で計画を立てたいところです。他には身近な人の生存年齢を参考にするのも良いですが、なるべく長生きを前提にしておかないと、想定外に長生きしたら先にお金の方が寿命を迎えてしまうかもしれません。スタート(退職)を65歳とするなら、セカンドライフは30年、70歳とするなら25年が目安になりそうです。

セカンドライフをお金の心配なく生活できるようにするには、やはり計画が重要です。将来希望する生活費をイメージし、現在の収入・支出や資産・負債と結び付けて、最適なプランを考えます。自分でできない作業ではありませんが、是非活用したいのがファイナンシャルプランナーです。

ファイナンシャルプランナーはひと言でいえばお金の専門家です。一般的な生活者が日常生活をしていくうえで関わりのあるお金に関して、アドバイスやプランニングをできる知識と経験があります。例えば、教育資金や住宅ローン、公的年金、預貯金、投資、家計の光熱費や税金等についてです。昔から税理士や銀行・証券会社等でお金の相談はできましたが、日常生活に関わりのあるお金を横断的に相談できるのがファイナンシャルプランナーの特徴でもあります。

核家族化の進展や働き方の多様化等により、身近にアドバイスをしてくれる人が減っています。また、共働きが増えたことで、仕事や家事に追われて忙しい人が増えています。このような時代では保育や教育をプロに任せたり、掃除や料理等の家事をプロに任せたりしている人が増えています。お金に関してもプロの力を上手く活用し、賢い消費生活を実現していってほしいものです。

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著者

松浦 建二 ファイナンシャルプランナー
松浦 建二
CFP(R)認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1990年青山学院大学卒。大手住宅メーカーから外資系生命保険会社に転職し、個人の生命保険を活用したリスク対策や資産形成、相続対策、法人の税対策、事業保障対策等のコンサルティング営業を経験。2002年からファイナンシャルプランナーとして主に個人のライフプラン、生命保険設計、住宅購入総合サポート等の相談業務を行っているほか、FPに関する講演や執筆等も行っている。青山学院大学非常勤講師。

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