【本の中身を特別にチラ見せ】「はじめてのNISA&iDeCo」/初心者向けおすすめ本

【本の中身を特別にチラ見せ】「はじめてのNISA&iDeCo」/初心者向けおすすめ本

  • 公開日:2021.02.17

Editor's Eye

非課税で投資ができる制度としてすっかりお馴染みのNISAとiDeCo。しかし、検索しても、自分に合う使い方がいまいち分からない……という人も少なくないのでは。『はじめてのNISA&iDeCo』は、両制度のメリットはもちろん、それぞれの使い分け方なども合わせて、マネーコンサルタントの頼藤太希氏が図版を駆使して詳しく解説する書籍です。その中から、NISAとiDeCoの使い分け方を説明するチャプターを抜粋してご紹介します。

非課税枠をフル活用する秘訣、NISAとiDeCoは併用できる!

NISAもiDeCoも1人1口座ですが、この2つは併用できます。

もちろん、その分お金は必要ですが、併用すると非課税の投資金額が増えるため、資産を増やすのに非常に効果的です。仮につみたてNISAとiDeCoを月計5万6000円、20年間積立投資をすると、年利5%の場合、資産総額と節税額(所得税率10%、住民税率10%)の合計は2412万円。

つみたてNISAとiDeCoで20年間投資した場合の節税額を含めた合計額

つみたてNISAとiDeCoを併用すれば、20年で老後資金2000万円を確保することも不可能ではありません。

たとえば、つみたてNISAに月3万3000円、iDeCoに月2万3000円ずつ、20年間コツコツ積み立て投資をしたとしましょう。年4%ずつ資産が増えた場合、増えた金額は節税額を抜いたとしても2054万円にもなります。これで2000万円という目標はクリアです。

フル活用なら年利4%で2000万円超え

金融庁の試算によると、過去20年間の長期・積立・分散投資のリターンは年率2%~8%。もちろん、今後もそうなる保証はありませんが、年率4%は決して不可能な目標ではないことがおわかりいただけるでしょう。

つみたてNISAとiDeCo、どちらを優先する? 自分に向いているのはどの制度?

つみたてNISAとiDeCoを併用するのがベストですが、投資するお金が限られている方もいるでしょう。その場合、どちらを優先すべきかは、毎月の投資金額や積み立ての目的、住宅ローンの有無などで変わります。

どちらも、運用益が非課税になりますが、iDeCoの場合はさらに所得控除によって、所得税と住民税が安くなります。ですからできればiDeCoを優先してほしいところです。しかし、iDeCoは老後資金しか貯められず、口座管理手数料がかかるのがネックです。

各税制優遇を優先すべき人

そこで、投資金額が少なめ(おおむね1万円未満)の方は、まずはつみたてNISAがおすすめ。これなら途中で換金し、老後資金以外の用途に使うこともできます。

投資金額に余裕があり、株式投資にも興味があるなら、iDeCoと一般NISAを併用してもOK。2028年まで一般NISA・新NISAを利用し、2029年からつみたてNISAを利用すると、非課税で投資できる金額がもっとも多くなります。ただし、株式は投資信託と比べて、値動きが大きくなる傾向にある点を留意しましょう。

いかがでしたか? 「NISAとiDeCo」と言っても、詳しく見ると一般NISA・つみたてNISA・iDeCoの3つが選択肢になり、人によって優先するべき非課税枠はかなり違ってくるようですね。『はじめてのNISA&iDeCo』は、こうした制度について詳細な図版で解説する、投資を始めようと考えているあなたにおすすめの一冊です。

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著者

頼藤 太希 マネーコンサルタント
頼藤 太希
中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年にMoney&Youを創業、代表取締役に就任し現職。女性向けWebメディア『FP Cafe』や『Mocha(モカ)』を運営すると同時に、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。著書は『はじめての資産運用』(宝島社)、『1日5分で、お金持ち』(クロスメディア・パブリッシング)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂)など多数。日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)、日本アクチュアリー会研究会員。

参考サイト
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