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【2021年4月号】大和証券 人気ファンドランキング トップ10

  • 公開日:2021.04.16

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング(FFR)」。本記事では、大手対面証券会社、大和証券の2021年4月第1週の購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2021年4月第1週、大和証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

大和証券で4月第1週にもっとも買付金額が多かったのは、ダイワJ-REITオープン(毎月分配型)であった。

同ファンドは、配当込みの東証REIT指数に連動した投資成果を目指して運用されている。3月の東証REIT指数は4.3%上昇し、2,000ポイント台を回復した。新型コロナワクチンの接種が進めば観光やテナント需要が復調し、組み入れ物件の収益が拡大するとの見方から、REITに買いが入ったのだ。

同ファンドの2月末時点の純資産は3,800億円と、国内REITファンドの中では最大規模を誇る。しかも、コロナ禍で急落した2020年3月から1年間で1,000億円超の資金流入があり、国内REITファンドでもっとも人気が高い。国内外の金利上昇が懸念されるが、今後もJ-REITファンドに資金流入が続くのか注目している。

2位と4位にバランスファンドである「まるごとひふみ」シリーズのファンドがランクインしている。同ファンドはレオス・キャピタルワークスが運用するバランスファンドで、2021年3月30日に運用が開始された。

同ファンドはファンド・オブ・ファンズ方式により、世界の株式および債券などに分散投資する。ファンド・オブ・ファンズ方式とは、株式や債券に直接投資するのではなく、別の投資信託(マザーファンド)を通じて株式や債券に投資するファンドだ。

2位のまるごとひふみ100は「ひふみ投信マザーファンド(国内外の株式に投資)」に60%、「ひふみワールドファンド(海外の株式に投資)」に40%投資。株式に100%投資するので「まるごとひふみ」シリーズの中でもっともリスクは高くなるが、リターンを期待できる商品である。

4位のまるごとひふみ50は、国内外の債券に投資する「ひふみグローバル債券マザーファンド」に50%、「ひふみ投信マザーファンド」に30%、「ひふみワールドファンド」に20%投資。債券と株式の比率を50%ずつにすることで、リスクを抑えながらリターンが期待できるファンドだ。

「まるごとひふみ」は、人気の株式ファンド「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークス初のバランスファンドということで、投資家の注目は高い。今後も人気が継続するかに注目だ。

7位のトレンド・キャッチ戦略ファンドは、相場下落時に利益が狙えるファンドだ。S&P500種株価指数先物の機動的な売買を通じて、収益の獲得を目指すからだ。

過去のシミュレーションでは、リーマンショック(2008年5月19日~2009年3月9日)で130.2%(米国株式-54.2%)、コロナショック(2020年2月19日~2020年3月23日)で56.3%(米国株式-33.8%)のリターンとなっている。

先物を使ったハイリスク・ハイリターンのファンドなので、私は購入をあまり積極的に薦めない。しかし、たとえば米国株式のファンドを保有している投資家が、ヘッジ目的として保有することは、リスクを軽減効果が見込めるので有効だ。

下落による短期的な利益を狙うのではなく、長期保有でポートフォリオのリスクを減らすためのファンドだといえるだろう。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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