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【2021年3月号】福岡銀行 人気ファンドランキング トップ10

  • 公開日:2021.04.18

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング」。本記事では、地銀カテゴリーのうち、福岡県福岡市に本店を置く大手地方銀行、福岡銀行の2021年2月店頭購入件数ランキングトップ10について見ていきます。

2021年2月、福岡銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

福岡銀行で2月に販売ランキング1位になったのは、スパークス・新・国際優良日本株ファンド。高い技術力やブランド力があり、今後グローバルでの活躍が期待できる日本企業に投資するファンドだ。2008年3月に設定され、10年以上の運用期間を誇る。さらに「R&Iファンド大賞2020」において、「投資信託10年部門・国内株式」と「投資信託部門・国内株式」で優秀ファンド賞を受賞している。

2月末時点における組入銘柄上位は、以下の通りだ。

1.日本電産 10.9%
2.ソニー  10.0%
3.ソフトバンクグループ 9.1%
4.リクルートホールディングス 9.1%
5.キーエンス 8.3%

2月の運用成績は1.11%だったが、過去1年間では38.69%、設定来では411.56%と高いパフォーマンスを誇っている。ただ2月下旬から主要国の金利が上昇するなか、株式市場は不安定な相場環境になっている。3月も引き続き販売件数トップになるかどうかに注目だ。

販売件数1位は日本株のファンドであったが、2位のベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドや、3位のひふみワールド+は世界の株式に投資するファンドだ。投資信託全体では外国株式ファンドへの資金流入が続いているが、福岡銀行でも外国株式の人気が高いことがわかる。

さらに販売件数上位にアクティブファンドが多いのも特徴だ。福岡銀行では指数に連動する運用成果を目指すインデックスファンドよりも、指数を上回る運用成果を狙うアクティブファンドに力を入れていることがわかる。

4位、7位、10位にはJ-REIT(不動産投資信託)に投資するファンドがランクインしている。4位のJ-REIT・リサーチ・オープン(毎月決算型)は、国内のJ-REITに投資し、安定的なインカムゲインの確保と投資信託財産の中長期的な成長を目指すファンドだ。

2月の運用成績は5.55%と好調だった。米国の追加経済対策による景気回復や新型コロナワクチン普及による経済正常化に対する期待が高まり、株式市場に比べて出遅れていたJ-REIT市場に資金が流入したからだ。

ただ、主要各国の金利が上昇していることはJ-REIT市場にとって逆風となる。3月も引き続き販売件数上位になるのかどうかに注目している。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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