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【2021年4月号】野村証券 人気ファンドランキング トップ5

  • 公開日:2021.04.15

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング(FFR)」。本記事では、大手対面証券会社、野村証券の2021年3月購入金額ランキングトップ5について見ていきます。

2021年3月、野村証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

野村証券での3月買付金額1位は、野村インデックスファンド・日経225だった。同ファンドは野村アセットマネジメントが運用するインデックスファンド「Funds-i」シリーズの一つで、日経平均株価との連動を目指すファンドだ。このファンドを購入するだけで、ファーストリテイリングやソフトバンクグループ、ソニーなど日本を代表する225銘柄に分散投資できる。

3月の日経平均株価はもみあいとなったが、それでも28,000~30,000円と高い水準での値動きとなったことから、日経平均株価に注目した投資家が多かったことがわかる。

4月も株式市場の堅調な動きが続けば、同ファンドがランキング上位に入る可能性は高いだろう。

2020年度は外国株ファンドの人気が高かった。三菱アセット・ブレインズがまとめたデータによると、外国株で運用するファンドには21年3月末までの1年間で約5兆1,600億円の資金が流入。流入額は集計を始めた1997年度以来、最大になった。

野村証券の3月買付金額ランキングでも、2~4位は外国株ファンドだ。そして、2位と3位を占めたのが、アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信の毎月分配型。2位が為替ヘッジなしで、3位が為替ヘッジありになっている。

同ファンドは世界をリードする米国への投資を行うファンドで、持続的な成長企業へ投資する。2021年2月末時点の組入銘柄の上位比率は、以下の通りだ。

1.アルファベット 7.8%
2.マイクロソフト 7.7%
3.アマゾン・ドット・コム 5.7%
4.ユナイテッドヘルス・グループ 5.1%
5.フェイスブック 4.7%

2月から3月上旬にかけ、米長期金利上昇からIT・ハイテク株は売られる展開になった。同ファンドもハイテク企業をメインに投資しているので基準価額が下がったが、押し目買いの好機とみた投資家の買いが多かったと考えられる。

4月に入り株式市場は戻り歩調を強めているが、今月も買いが継続するかどうかに注目だ。

1位と5位には、日経平均株価が対象のインデックスファンドがランクインしている。対面がメインの大手証券では、インデックスファンドよりもアクティブファンドの人気が高い傾向にあるが、2月には日経平均株価が30年ぶりに3万円の節目を突破。指数に着目する投資家が増えたと考えられる。

3月から4月にかけて日経平均株価は3万円前後の動きとなっているが、今月も日経225型のインデックスファンドの人気が継続するかどうかに注目している。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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