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【2021年4月号】横浜銀行 人気ファンドランキング トップ5

  • 公開日:2021.04.27

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング」。本記事では、地銀カテゴリーのうち、神奈川県横浜市に本店を置く大手地方銀行、横浜銀行の2021年3月購入件数ランキングトップ5について見ていきます。

2021年3月、横浜銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

横浜銀行の3月販売件数1位は、投資のソムリエだった。同ファンドはアセットマネジメントOneが運用するバランスファンド。国内・先進国・新興国の株式と債券、そして国内と先進国のREITに投資する。過去のパフォーマンスは以下の通り(2021年3月末時点)。

1カ月 0.73%
6カ月 0.77%
1年  3.54%

国内株式型や外国株式型などと比べると、過去のパフォーマンスはあまり良くない。しかし、「投資のソムリエ」は複数の資産に分散投資し、「大きく負けない」運用を目指すファンドだ。

とくに評価が高まったのが、2020年3月のコロナショックの時だ。多くのファンドがマイナスになったが、同ファンドは0.13%とプラスのリターンとなり、投資家の関心が集まった。その後に資金流入が増え、2021年3月の資金流入は484億円と過去最大になった。3月末時点の過去1年間の資金流入額は2,983億円に達し、4月2日には純資産総額が5,000億円を突破している。同ファンドの人気は高く、横浜銀行でも2月・3月と連続して販売件数トップとなっている。引き続き4月も販売件数1位になる可能性は高いだろう。

横浜銀行の販売件数ランキング上位5ファンドでは、1位の投資のソムリエをのぞき、2~5位をインデックスファンドが占めている。投資信託全体では、グローバル・プロスペクティブ・ファンドやデジタル・トランスフォーメーション株式ファンドなど、外国株式型アクティブファンドの人気が高い。しかし、横浜銀行の販売件数ランキングは、それとは対照的にインデックスファンドが上位を占めている。4月もインデックスファンドの人気が続くかどうかに注目している。

ジャパンESGクオリティ200インデックスファンドが3位にランクインした。同ファンドは「iSTOXX MUTB JAPAN ESGクオリティ200インデックス(配当込み)」に連動する投資成果を目指す。「iSTOXX MUTB JAPAN ESGクオリティ200インデックス(配当込み)」は、主に東京証券取引所に上場する株式の中から、時価総額・流動性・ESGデータによってスクリーニングした選ばれた200銘柄で算出される株価指数である。同ファンドの組入銘柄上位は以下の通り(2021年3月末時点)。

1.東京エレクトロン 2.2%
2.リクルートホールディングス 2.1%
3.トヨタ自動車 2.1%
4.信越化学工業 2.1%
5.日本電産 2.0%

ESG関連の投資信託設定本数は2020年に36本と過去最高となった。ESG投資は欧州を中心に広がっていたが、最近は日本でも認知度が上がりつつある。同ファンドは日本株を対象にしたESGファンドであるが、4月も販売件数上位にランクインするかに注目している。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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