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【2021年5月号】マネックス証券 人気ファンドランキング トップ10

  • 公開日:2021.05.14

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング(FFR)」。本記事では、大手ネット証券会社、マネックス証券の2021年4月購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2021年4月、マネックス証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

マネックス証券の4月売れ筋ランキング1位は、3月と同じ楽天日本株4.3倍ブルであった。同ファンドは先物取引を積極的に利用することにより、わが国の株式市場(日経平均株価)の値動きに対し、おおむね4.3倍程度となることを目指して運用するファンドである。

日経平均株価が上昇を続けた場合は大きな利益を狙えるが、下落したときや上昇・下落を繰り返す「もみあい相場」になった場合は基準価額が下がるので、長期の資産形成には向いていない。つまり、短期の値上がり益を目指すファンドである。

マネックス証券では1位と3位にブル型ファンドがランクインしているので、積極的な値上がり益を目指す投資家が多いと考えられる。来月もランキング1位になるかどうかに注目だ。

投資信託全体では外国株式ファンドの人気が高いが、マネックス証券では日本株を対象にファンドが上位に多く見られる。日本株のブル型が2つ、日経平均株価に連動するインデックスファンドが4つランクインしているのだ。

4月は日経平均株価が-1.25%と振るわなかった。モーニングスターの集計では、国内株式型ファンドは4月に257億円の資金流出となっており、投資信託全体では売りが優勢になっているが、マネックス証券では国内株式型のファンドが上位に多いことが印象的だ。

先月に引き続きダイワJ-REITオープン(毎月分配型)がランクインしている。REITは2月・3月のリターンが資産別のカテゴリーでトップとなった。3月末時点における3カ月リターンでも12.6%と、外国株式11.1%、国内株式8.5%を上回っているのだ。同ファンドの純資産総額は2月末時点で3,800億円となり、過去1年間の資金流入額が1,368億円だった。これは、REITファンドの1年間の資金流入超ランキングでトップとなっている。

4月は東証REIT指数が2,000ポイントを上回るなど堅調な展開だった。好調なパフォーマンスを背景に5月以降も上位に入るかどうかに注目だ。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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