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【2021年5月号】みずほ銀行 人気ファンドランキング トップ10

  • 公開日:2021.05.24

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング(FFR)」。本記事では、みずほ銀行の2021年4月購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2021年4月、みずほ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

みずほ銀行の4月販売額1位は、「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」だった。同ファンドの3月末時点の純資産総額は1兆290億円と1兆円を突破しており、投資信託全体でもトップとなっている。過去に純資産総額1兆円を突破したファンドは、毎月分配型など配当を頻繁にだすものが多かった。しかし、同ファンドは原則として分配金をださず、株式の売買益や配当は再投資する。

高齢者を中心に毎月分配型のニーズは高いが、長期での資産形成には複利効果が見込める再投資の方が有効だ。また、ESG重視の流れも投資家に広がってきている。とくに機関投資家の間には中長期的な企業価値の向上のため、ESGの考え方は不可欠だという見方が定着している。そして、環境や社会、企業統治といったESGを投資判断の材料にする個人投資家も増えている。みずほ銀行で5月も販売額1位になるかどうかに注目だ。

みずほ銀行では、インデックスファンドが6位の「One NYダウ・インデックス・ファンド」の1本しかない。そして、販売額上位にはアクティブファンドが多いのが特徴的である。4月販売額2位の「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」は、3月の3位から1つ順位を上げた。企業の競争優位性・成長力の評価に基づき選定したハイクオリティ成長企業に投資するファンドだ。3月末の組入銘柄上位は、以下の通り。

1.マスターカード(米国) 7.5%
2.アマゾン・ドット・コム(米国) 6.7%
3.ウーバー・テクノロジー(米国) 6.7%
4.HDFC銀行(インド) 5.2%
5.DSVパナルピナ(デンマーク)4.8%

3月は金利上昇からハイテク株の上値が重く、月間騰落率は-1.44%だった。しかし、押し目買い意欲は強く、4月の同ファンドの人気は継続している。5月もランキング上位に入る可能性は高いだろう。

「ダイワ・US-REIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」が8位にランクインしている。米国のREIT(不動産投資信託)に投資し、配当利回りを重視した運用を行うファンドだ。3月はリターンが8.0%で、約161億円の資金流入超となった。これはREITファンドでトップの資金流入額である。4月のリターンも5.7%と好調だったので、5月も引き続き上位に入るかどうかに注目している。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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