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【2021年6月号】ネット証券4社 人気ファンドトップ5まとめ

  • 公開日:2021.06.09

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング(FFR)」。本記事では、大手ネット証券会社4社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券)の2021年5月購入金額ランキングトップ5について見ていきます。

2021年5月の1カ月、ネット証券大手4社ではそれぞれ以下のファンドが資金を集めた。

5月は、日経平均株価に連動するインデックスファンドが多い印象だ。

日経平均株価は5月10~14日週に急落。前週末比4.34%下落し、13日には安値27,385.03円をつけている。しかし、株式相場の下落を、押し目買いの好機とみた投資家が多かったと考えられる。

たとえば、日経平均株価に連動するインデックスファンドである「日経225ノーロードオープン」には5月10~14日週に約226億円の資金が流入し、投資信託全体でトップになっているのだ。ただ、モーニングスターによると、5月の「国内株式型ファンド」は248億円の資金流出となった。インデックスファンドには資金が入っているものの、アクティブファンドからの資金流出が続いていると考えられる。

「SBI日本株4.3倍ブル」と「楽天日本株4.3倍ブル」が各社のランキング上位に入っている。いずれも、株価指数先物(日経225先物)を利用することにより、国内株式市場の概ね4.3倍の値動きを目指すブル型ファンドである。日経平均株価に連動するインデックスファンド同様、国内の株式市場が下落する局面でリバウンド狙いの買いを入れた投資家が多かったのだろう。ネット証券では信用取引など投機的な取引をしている顧客も多く、ブル型ファンドの人気も高いのだ。

ただ、先物を利用しているのでハイリスク・ハイリターンの商品であることや、信託報酬が通常のインデックスファンドよりも高いので長期保有には向いていない。あくまでも短期での値幅取りと割り切って投資すべきである。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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