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【2021年6月号】SMBC日興証券 人気ファンドランキング トップ10

  • 公開日:2021.06.15

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング(FFR)」。本記事では、大手対面証券会社、SMBC日興証券の2021年5月購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2021年5月、SMBC日興証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

SMBC日興証券の6月販売金額1位は、「イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンド」だった。同ファンドは世界の株式の中から、主に脱炭素社会実現に向けた取り組みやイノベーション(技術革新)に貢献する企業、あるいはその恩恵を受けることが期待される企業に投資するアクティブファンドである。ESG(環境・社会・ガバナンス)重視の流れで、脱炭素は大きなテーマになっているので、投資家の注目度は高い。SMBC日興証券でも4月・5月と販売金額ランキング1位になっている。5月31日~6月4日週を見ても、同ファンドには約71億円の資金が流入し、投資信託全体で5位となった。6月も引き続きSMBC日興証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

SMBC日興証券の5月販売金額ランキングでは、上位10ファンド中、6本を外国株式ファンドが占めている。モーニングスターの集計(5月)では、国際株式型(外国株式型)が6,656億円の資金流入となり、11カ月連続で流入超過かつ大分類で資金流入額トップとなった。がいこく株式ファンドの人気は、SMBC日興証券だけでなく、投資信託全体でも高いのだ。

そして、3位の「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」は、4月と同じ順位となった。同ファンドは、世界の上場株式の中からゼロ・コンタクト・ビジネス(非接触型ビジネス)を行う企業の株式に投資するアクティブファンドである。4月末時点における騰落率は、以下の通り。

1カ月 6.31%
3カ月 -1.97%
6カ月 23.88%

ただ、5月前半はハイテク株から景気敏感株への資金シフトが進み、同ファンドもハイテク関連銘柄が多いことから、5月11日に12,000円を割り込む水準まで基準価額が下落した。しかし、下落する局面では買い増しをする投資家が多かったと考えられ、SMBC日興証券でもランキング上位になったと考えられる。6月8日時点では、基準価額が13,000円台に回復している。6月も引き続きランキング上位になるかどうかに注目だ。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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