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【2021年6月号】みずほ証券 人気ファンドランキング トップ10

  • 公開日:2021.06.15

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング(FFR)」。本記事では、大手対面証券会社、みずほ証券の2021年5月購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2021年5月、みずほ証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

みずほ証券の5月販売ランキング1位は、「グローバル・エクスポネンシャル・イノベーション・ファンド」だった。同ファンドは、日興アセットマネジメントが4月26日に運用を始めたアクティブファンドで、当初設定額で2,860億円の資金を集めた。これは2021年最大で、歴代3位の大型設定になった。設定日までの販売はみずほ証券1社で行い、設定後はみずほ銀行もインターネット専用で取り扱っている。

同ファンドは、社会的課題解決への寄与が期待される「破壊的イノベーション」関連企業に投資を行う。テスラ(米)やスクエア(米)、TSMC(台湾)などグロース(成長)株が多いのが特徴だ。ただ、グロース株は米長期金利上昇によって売られやすい地合いになっている。同ファンドの基準価額も5月に8,400円台まで下落した。
みずほ証券では4・5月と同ファンドが販売金額1位となっているが、パフォーマンスが優れない中、6月もランキング上位に入るかどうかに注目だ。

みずほ証券の5月販売金額ランキングでは、10位以内に海外株式型ファンドが7つランクインしている。

モーニングスターの集計によると、国際株式型(海外株式型)ファンド全体では、5月に6,656億円の資金流入となった。みずほ証券の販売ランキングを見ても、海外株式型ファンドの人気を裏付ける結果となっている。2位の「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」は、今年2月に純資産残高が1兆円を超えた大型ファンドである。同ファンドは、世界の企業の中から競争優位性や成長力、ESG(環境・社会・企業統治)への取り組みを判断し、理論価格よりも割安と判断した銘柄に投資するアクティブファンドだ。

「グローバル・エクスポネンシャル・イノベーション・ファンド」と同じように、「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)」もみずほグループだけ(みずほ証券・みずほ銀行・みずほ信託銀行)での取扱いとなっており、みずほグループの販売力の強さを示しているといえるだろう。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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