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【2021年6月号】三井住友信託銀行 人気ファンドランキング トップ10

  • 公開日:2021.06.21

Editor's Eye

市場や業界の動向を踏まえ、金融機関等が毎月公表するランキングデータについて、トップファンドの概要やポイントを解説する記事シリーズ「Finaseeファンドランキング(FFR)」。本記事では、三井住友信託銀行の2021年5月購入金額ランキングトップ10について見ていきます。

2021年5月、三井住友信託銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

三井住友信託銀行の5月販売額1位は、「SMT日経225インデックス・オープン」だった。同ファンドは、国内の株式に投資し、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。5月末時点の騰落率は、以下の通り。

1カ月 0.18%
3カ月 0.12%
6カ月 9.79%
1年 33.42%

5月の日経平均株は、国内の新型コロナウイルス感染拡大を嫌気して上値の重い展開だった。とくに5月10~14日週は前週末比▲4.34%と急落している。ただ、急落場面では反発狙いの買いが、日経平均株価のインデックスファンドに入る傾向がある。実際、アセットマネジメントOneが運用する「日経225ノーロードオープン」には約226億円の資金が流入し、投資信託全体でトップになったのだ。「SMT日経225インデックス・オープン」も日経平均株価が急落した局面で買いが入り、三井住友信託銀行の販売金額1位になった可能性が高い。

5月販売額ランキングでは、外国株式ファンドが5つランクインしている。三井住友信託銀行では、外国株式ファンドの人気が高い。ただ、これは投資信託全体でいえることである。モーニングスターの集計では、国際株式型(外国株式型)の5月の資金流入額は6,656億円となり、11カ月連続で資金流入となった。さらに、大分類別で11カ月連続の純資金流入額トップとなっているのだ。

2位の「クリーンテック株式ファンド(資産成長型)」は、4月の5位から3つ順位を上げた。同ファンドは、日本を含む世界のクリーンテック関連企業の株式に投資するアクティブファンドである。クリーンテック関連企業とは、代替エネルギーへの移行や環境に優しい輸送手段の利用、持続的な食料供給の実現などを促す活動を事業の中心に据えた企業のことである。4月末時点の組入銘柄上位は、以下の通り。

1.ネクステラ・エナジー(米国) 3.2%
2.ダーリン・イングレディエンツ(米国) 3.0%
3.TSMC(台湾)3.0%
4.ハノンアームストロングサステイナブルインフラ(米国) 3.0%
5.アメレスコ(米国) 2.9%

そして、4月末時点での騰落率は、次のようになっている。

1カ月 3.0%
3カ月 4.5%
6カ月 28.2%

同ファンドは、地球温暖化対策、自然環境保全、環境防止汚染といったテーマに着目して投資を行う。ESG(環境・社会・ガバナンス)投資への関心が高まっているので、6月以降もランキング上位に入る可能性は高いだろう。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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