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【2021年6月号】REIT・複合資産型 1カ月リターンランキングトップ10ファンド

  • 公開日:2021.07.05

REIT型ファンドは好調なパフォーマンスをだしているが、5月まで4カ月連続で資金流出が続いている。

国内のREIT型ファンドには資金流入が続いていたが、3月に東証REIT指数が心理的な節目である2,000ポイント台を回復すると4月から売り越しに転じた。また、分配金を引き下げたファンドからの資金流出も増えている。1月に分配金の引き下げを発表した「ダイワ・US-REITオープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」は、3、4月で約85億円の資金が流出した。また、4月に分配金の引き下げを発表した「ニッセイ世界リートオープン(毎月決算型)」は5月に資金が流出した。REIT型ファンドは分配金ニーズが高いので、分配金が引き下げられると資金流出になる可能性が高い。今後も、分配金の引き下げが行われるファンドには、注意が必要だろう。

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著者

山下 耕太郎 金融ライター/証券外務員1種
山下 耕太郎
一橋大学経済学部卒業後、証券会社でマーケットアナリスト・先物ディーラーを経て個人投資家・金融ライターに転身。投資歴20年以上。現在は金融ライターをしながら、現物株・先物・FX・CFDなど幅広い商品で運用を行う。ツイッター@yanta2011

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