【2021年7月号】大和証券 人気ファンドランキング トップ10

ここに注目：4位にJ-REITファンドがランクイン

4位に「ダイワJ-REITオープン（毎月分配型）」がランクインしている。同ファンドは国内のREIT（不動産投資信託）に投資し、「東証REIT指数」に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。今年になって東証REIT指数のパフォーマンスは好調だ。6月28日時点の年初来上昇率は20.95%と、日経平均株価の5.84%を大きく上回っている。しかし、REIT型ファンドからの資金流出は続いている。4月は約620億円、5月は約300億円の資金流出となっている。東証REIT指数が上昇しているので、利益確定売りをだしている投資家が多いのだ。ただ、「ダイワJ-REITオープン（毎月分配型）」には1年間で1,364億円の資金が流入した（2021年5月末時点）。純資産総額は4,191億円となり、インデックスファンド全体で2位になっている。2004年に設定され、長期に渡って安定的な分配金をだしてきたことが評価されているのだ。同ファンドの人気は高いので、7月もランキング上位に入る可能性は高いだろう。