【2019年】イデコ(iDeCo)の手数料が最も安い金融機関は?

  • 公開日:2019.11.14

今回教えてくれる先生

東 雄介 ライター
東 雄介
立教大学卒業後、編集プロダクションでマネー・ビジネス系のムック・雑誌・書籍の編集執筆に従事。その後独立し、マネー・ビジネス分野での編集・執筆を続ける。猫とお金と家族が好き。

まなぶくんまなぶ
くん
ねえ先生、前に『銀行預金は手数料がかからないけど、イデコ(iDeCo)は口座を開けるときと掛け金を積み立てている間は手数料がかかる』と教えてくれたよね。いったい、いくらくらいなの?

先生東先生まず口座を開くときにほとんどの金融機関で2829円がかかる。それから積み立てている間にも手数料がかかるんだけど、これは金融機関によって金額が異なるんだ

まなぶくんまなぶ
くん
え、そうなんだ? できれば安いほうがうれしいな……

先生東先生よし、今日は一番手数料が安い金融機関を探してみましょう!

イデコ(iDeCo)にかかる手数料は3種類。まずはざっくりそう覚えてください。

1つ目は、イデコを始めるときにかかる手数料(加入手数料)です。これは2829円(※1社のみ3929円)かかります。

2つ目は、運用期間中は毎月かかる口座管理手数料です。こちらは口座を開く金融機関によって毎月171円〜629円と、金額にバラツキがあります。

口座管理手数料の月々の差は数百円ですが、侮るなかれ。例えば、30年間運用すれば、10万円以上もの大きな差が……。詳しくは後の「2. 手数料の安い金融機関と、最も多い手数料の価格帯の金融機関でコスト比較してみた」で解説しますが、それだけ浮かせられるのであれば、ぜひコストカットをすべきですね。

イデコの手数料はこの2つがフューチャーされていますが、実はイデコ開始後に、投資信託での運用を決めて買った場合、投資信託を持っている間に支払う「信託報酬(運用管理費用)」という手数料があります。この信託報酬をきちんとチェックして運用に臨まないと、イデコの資産が少しずつ減ってしまう可能性だってあるのです。

ということで、イデコにかかる手数料には以上の3種類があるんです。

イデコ(iDeCo)の積立で3種類の手数料がかかる

さっき少し触れましたが、選ぶイデコ(iDeCo)の金融機関次第で、口座管理手数料で大きな差がつくと言いました。そう、毎月ほんの数百円のことですが、この差を甘く見ていると、将来受け取るお金が大きく目減りするかもしれません。

イデコで購入した投資信託の運用で利益が出るか、損をするか、それは誰にもわからないこと。でも口座管理手数料はどちらの場合でも生じる、確実な損です。その損を小さく抑えられるなら、それに越したことはありませんよね?

試しに、口座管理手数料が一番安い①毎月171円の場合と、②毎月490円の場合とで、それぞれ毎月、毎年、30年間にかかるコストを計算してみました。毎月490円は、最も多くの金融機関が設定している価格帯です。

最も安い金融機関と比べて口座管理手数料はいくらかかる?

毎月の差は、たった319円です。ところ1年間のコストで比較すると、①は2052円、②は5880円と、差は3828円に。そして30年積み立てると、①6万1560円、②17万6400円と、その差は11万4840円にまで開きました。

同じ運用成績でも手数料が高いともらえる額が少なくなる

この数字が意味するのは、「①と②の運用成績が同じだったとしても、口座管理手数料が高い②の場合、①より11万4840円も、もらえる額が減ってしまう」ということなのです。

選んだ金融機関が違うだけで、ですよ。なんてもったいない!

手数料の額がここまで年金に影響するとわかったら、「有名な金融機関だったら安心でしょ?」とばかりに、下調べもしないまま金融機関を選ぶ気にはなれないはずです。

あと、「大きい金融機関のほうが、大切なお金を守ってくれる」というのも誤解です。大手金融機関だろうと小さい金融機関だろうと、万が一経営破綻したとしても、預けたイデコの資産は全額守られることになっています。金融機関の大小は気にする必要ないですよ。

また、イデコは証券会社やメガバンク、地銀などたくさんの金融機関が取り扱っていますが、口座を開設できるのは1つだけと決まっています。

賢明な読者の皆さんはぜひ、1円でもコストの低い金融機関を探してイデコを始めてくださいね。

いま、加入手数料と、運用期間中の口座管理手数料で最低額を設定している金融機関といえば、次の8社です。

無条件で最も手数料が安いイデコ(iDeCo)金融機関

  • ※上記のデータは2019年11月22日時点のもの

いずれの金融機関も、加入手数料を2829円に、運用期間中の口座管理手数料は月額171円です。

上記の金融機関以外にも、最低額を設定している金融機関はあります。ただし、よく調べてみると、掛け金の額や資産残高に条件があるなど、制限を設けているのです。

ここでは、無条件で最低額の手数料にできる金融機関だけをご紹介しました。

もっとも、上記の金融機関は手数料が安いだけではありません。取扱商品やサポート体制など、他の面でも初心者にやさしい充実ぶりで、おすすめできます。

まなぶくんまなぶ
くん
たった数百円、手数料が違うだけで、30年で10万円以上も差が出るなんて、びっくりしました!

先生東先生そうだね。長い期間、コツコツ積み立てるのがイデコ(iDeCo)の特徴。その分、毎月のコストも積み上がってしまうんだ。でも、手数料が安い金融機関を選べば、そのコストもぐっと抑えられる。『面倒だから、どこでもいいや』は厳禁だよ!

まなぶくんまなぶ
くん
はい、わかりました!

この記事の3つのポイント

  1. イデコ(iDeCo)の手数料は、加入手数料、口座管理手数料、信託報酬の3種類
  2. 加入手数料は2829円、口座管理手数料は月額171円が最低額であることを押さえておこう
  3. 口座管理手数料の安い金融機関を選ぶことが重要。高い金融機関と比べて30年後には10万円以上の差がつくことも

どこで口座開設したらよいの?

イデコの口座は一人一口座しか持てないため口座選びは重要ですが、多くの金融機関で取り扱っている中からどこを選べばよいか迷いますよね。 そこで、分かりやすい基準として、イデコ専門サイトNo1の「イデコナビ」で最もよく見られている金融機関ランキングをご紹介します。
集計期間:2019年11月01日〜2019年11月30日

  1. 1

    イオン銀行

    イオン銀行の特徴は?
    • イオンの店舗で、365日無料で相談が受けられる
    • 毎月かかる口座管理手数料が、だれでも無条件で最も安い
    • 預金金利のアップ、複数回振り込み手数料無料などの特典が受けられる
  2. 2

    SBI証券

    SBI証券の特徴は?
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    • 毎月かかる口座管理手数料が、だれでも無条件で最も安い
    • 豊富な商品ラインナップ
  3. 3

    楽天証券

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    • 毎月かかる口座管理手数料が、だれでも無条件で最も安い
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