ロボアドバイザーの種類は?「助言型」と「自動運用型」の違いってなに?

  • 公開日:2021.02.08
ロボアドの種類は?「助言型」と「自動運用型」の違いってなに?
監修:松岡 賢治 マネーライター・ファイナンシャルプランナー
著者:吉田 祐基 ライター・編集者

最近よく目にするようになった「ロボアドバイザー」ですが、商品・資産配分の提案のみを行う、投資経験者向けの「助言型」と商品の自動買い付けやリバランスまで行う、経験者向けの「自動運用型」の2種類あります。

それでは「助言型」と「自動運用型」のそれぞれの特徴や比較、実際のサービスや向き不向きについて解説します。

資産運用の手段として普及しつつあるロボアドバイザー(ロボアド)。一口にロボアドバイザーといっても、2種類のタイプがあることをご存じでしょうか?

そこで今回はロボアドバイザーの種類や仕組みについて掘り下げて解説していきます!

ロボアドバイザーは、ユーザーが投資経験の有無や許容できるリスクの範囲といった簡単な質問に答えると、AIアルゴリズムや機械学習に基づいて、ユーザーに合った資産配分や商品などを提案してくれる金融サービスです。金融商品の買い付けや運用なども含めて、資産形成に必要なプロセスのすべてを自動で行ってくれる種類もあります。

ロボアドバイザーはユーザーに合った資産配分や商品などを提案してくれる金融サービスのこと。資産形成に必要なプロセスのすべてを自動で行ってくれる種類もあります。

ロボアドバイザーは、資産配分や商品などの提案を行う「助言型」と、その後の運用までお任せできる「自動運用型」に大きく分かれます。両者の違いを、簡単に比較すると以下の通りです。

 助言型自動運用型
手数料基本的に無料年率1%程度かかる
商品の買い付け手動自動
リバランス(資産配分の調整)手動自動
NISAなどの税制優遇制度への対応対応している場合もある対応していない

以降で、両者の違いをもう少し詳しく見ていきましょう!

助言型の特徴は主に、次の3点です。

  • 基本的に無料で利用できる
  • 商品の購入や運用は自分で行う
  • どちらかというと投資経験者向け

助言型は基本的に無料で利用できるものがほとんどです。ただし、提案された商品の購入やリバランスを含めた運用は自分で行う必要があります

そのため「自分に合った商品や理想的な資産配分をひとまず知りたい」という人におすすめです。また、自分で運用を行う必要があるため、商品の特徴やリスクについてある程度の知識があり、商品の定期的な見直しができるなど、自動運用型と比べると投資を経験したことがある人に向いていると言えるでしょう。

一方で自動運用型の特徴は次の3つ。

  • 商品の買い付けやリバランスも自動で行う
  • 手数料がかかる
  • AIによるアドバイス機能が実装されているものもある

自動運用型は商品の買い付けやリバランスなども自動で行ってくれますが、その分、年率1%程度の手数料がかかります

とはいえ、AIによるアドバイス機能が実装されているなど、助言型にはない付加機能を備えているサービスも。入金や自分に合った投資プランへの契約さえすれば、後は「すべてお任せ」で資産運用を実践できるため、投資経験のない初心者はもちろん「できるだけ面倒な作業は避けたい」という方に向いています。

助言型ロボアドバイザーと自動運用型ロボアドバイザーの違い

「具体的にどんなサービスがあるの?」という方に向けて、運用会社や証券会社などが提供している主なロボアドバイザーサービスをピックアップしてみました。

サービス名提供会社最低費用
CAPTAIN One キャプテンワンアセットマネジメントOneなし
fund eyeSMBC日興証券なし
SBI-ファンドロボSBI証券なし
Funds Robo野村アセットマネジメントなし
投信工房松井証券なし
野村のゴールベース野村證券なし
マネックスアドバイザーマネックス証券なし
SMBCロボアドバイザー三井住友銀行なし
とうしの入口三井住友信託銀行なし
ポートスター三菱UFJ国際投信なし
SMART FOLIOみずほ銀行なし
ファンドサーチ ロボアド&シミュレーション明治安田アセットマネジメントなし
ファンドロイド大和アセットマネジメント 
  • ※2020年12月20日時点
サービス名提供会社最低費用
WealthNavi ウェルスナビウェルスナビ10万円〜
ウェルスナビ for ネオモバウェルスナビ1万円〜
WealthNaviforSBI証券ウェルスナビ10万円〜
THEOお金のデザイン10万円〜
THEO+docomoお金のデザイン1万円〜
ダイワファンドラップオンライン大和証券1万円〜
ON COMPASSマネックス・アセットマネジメント1000円〜
楽ラップ楽天証券1万円〜
カライス東海東京証券1万円〜
  • ※2020年10月31日時点

沢山ある中でどう選べばいいの?という方は「ロボアドバイザーおすすめ比較」をチェックしてください。

投資初心者や時間のない方でもお任せで投資ができるロボアドバイザー、まずは無料の助言型を試してみてはいかがでしょうか。

  1. ロボアドバイザーには大きく分けて「助言型」「自動運用型」の2種類がある
  2. 助言型は投資経験者向け、自動運用型は投資初心者向け
  3. まずは無料の助言型を試してみよう

ロボアドバイザー、
どこで始めたらいいの?

いざロボアドバイザーを始めよう!と思っても、数あるサービスの中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されているサービスをおすすめのポイントと共にご紹介します。

ロボアドシェアNo.1

WealthNavi
(ウェルスナビ)
  • 運用実績31.7%~76.9%※
  • NISA対応で、非課税枠で運用が可能
  • 最大10万円プレゼントキャンペーン実施中

※運用実績は、運用期間:2016年1月~2021年5月末を対象に、各社の期待リターンおよび想定リスクがもっとも低いポートフォリオの騰落率(%)~最も高いポートフォリオの騰落率。THEOのみ運用実績は月次リターンから算出した推計値

この記事の監修者

松岡 賢治 マネーライター・ファイナンシャルプランナー
松岡 賢治
シンクタンク、証券会社のリサーチ部門に在籍し、国内マクロ経済と債券市場のマーケットアナリストとして従事。1996年に独立し、1997年ファイナンシャルプランナー資格を取得。以後、ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ビジネス誌や経済誌を中心に日本経済、資産運用、投資をテーマにした記事の執筆を開始。著書に『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』『豊富な図解でよくわかる! キャッシュレス決済で絶対得する本 』。

この記事の著者

吉田 祐基 ライター・編集者
吉田 祐基
各種金融系情報誌の編集・執筆業務を行うペロンパワークス所属。AFP/2級FP技能士。大手不動産情報サイト編集記者を経て入社。株・投資信託、保険などの編集・執筆を担当。
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