【結局どれがいい?】おすすめのロボアド8サービスを徹底比較!

  • 公開日:2021.02.08
結局どれを選べば良いの? おすすめのロボアドを徹底検証!
監修:松岡 賢治 マネーライター・ファイナンシャルプランナー
著者:吉田 祐基 ライター・編集者

話題の「ロボアド 」ですがいざ始めたいと思っていても、20種類以上あるロボアドサービスの中からどのサービスが良いか分からないですよね。探すのも大変。

そこで今回は「いくらから投資ができるのか」「特徴」「向き不向き」等の各サービスの違いを徹底比較・解説します。

ロボアドは資産配分や商品の提案までを無料で行う「助言型」と、商品の購入やリバランスを含めた運用も自動で行ってくれる「自動運用型」の2種類があります。

今回はそれぞれの主なサービスの特徴を比べてみました!

まずは自動運用型の利用手数料や最低投資額などを、比較してみましょう。

自動運用型ロボアド

サービス名
会社名
利用手数料
(年率・税別)
最低投資額 備考
ウェルスナビ(WealthNavi)
ウェルスナビ
0.9%~1.0%程度
(3000万円を超える部分は0.5%)
10万円
(自動積立は毎月1万円~)
提携会社によって各種ポイント付与や最低投資額が異なる
テオ(THEO)
お金のデザイン
0.65%~1.00%程度
(3000万円を超える部分は0.5%)
10万円 提携会社によって各種ポイント付与や最低投資額が異なる
テオ(THEO)+docomo
お金のデザイン
0.65%~1.00%程度
(3000万円を超える部分は0.5%)
1万円 dポイント付与
楽ラップ
楽天証券
0.715%程度
(税込、固定報酬型)
1万円 楽天ポイント
オンコンパス(ON COMPASS)
マネックス・アセットマネジメント
0.925%程度 1000円 -
ダイワファンドラップオンライン
大和証券
1.0%程度 1万円 -

この表を見ると、基準の1つである手数料の低さはテオと楽ラップが有利と言えそうですね。特にテオは預かり資産の時価評価額に応じて手数料が下がる仕組みを導入。5段階に設定されており、最高で0.65%まで下がります。

とはいえ、0.65%の手数料が適用されるには、1000万円以上の評価額が必要な為、最低手数料が適用されるハードルはなかなか高そうです。

なお、ウェルスナビとテオに関しては、テオ(THEO)+docomoのようにdocomoやANA、JALと連携しており、マイルやdポイントを貯めることができます。また、楽ラップは楽天ポイントが貯まります。

続いて、主要な助言型のロボアドを比較してみましょう。

助言型ロボアド

サービス名
会社名
利用手数料
(年率・税別)
最低投資額 備考
スマートフォリオ(SMART FOLIO)
みずほ銀行
無料 1万円
(自動積立は毎月1000円~)
-
投信工房
松井証券
1万円
(自動積立は毎月100円~)
松井証券ポイント(松井証券で投資信託を購入する場合)
ポートスター(PORTSTAR)
三菱UFJ国際投信
5000円 -

表を見てもわかる通り、基本的に助言型のロボアドは無料で利用可能です。提案された商品を購入する場合は、各金融機関で別途、口座開設をする必要があります。

最低投資額を見ると、ネット証券の松井証券「投信工房」の自動積立が最も低いですね。さらに、松井証券で商品を購入すると、投資信託の月間保有金額に応じて「松井証券ポイント」が付与されるプログラムに参加することもできます。

続いて、各ロボアド(自動運用型)の利用者数を見ていきましょう。

サービス名 契約(口座)数
ウェルスナビ(WealthNavi) 21万4865件
ダイワファンドラップオンライン 14万1009件
テオ(THEO) 10万586件
楽ラップ 4万8064件
オンコンパス(ON COMPASS) 4070件

このなかで最も利用されているのは、数字を見てもわかる通りウェルスナビ。預り資産もロボアドサービスのなかでシェア60%と、過半数以上を占めます。

なお無料で利用できる助言型は口座の開設が必要ないため、上記の表からは除外しています。

次に、初心者向けのロボアドはどれなのか見てみましょう。口座開設などの手続きに関する手間や最低投資額の低さなど、始めるハードルが低いかどうかについて、まずは自動運用型のロボアドを比較してみました!

自動運用型ロボアド

サービス名 手続きの手間がかからない 最低投資額が低い
オンコンパス(ON COMPASS)
(1000円~)
ウェルスナビ(WealthNavi)
(10万円~。自動積立は毎月1万円~)
テオ(THEO)
(10万円~)
楽ラップ
(1万円~)
ダイワファンドラップオンライン
(1万円~)

手続きのハードルと最低投資額の低さを考慮すると、オンコンパスとウェルスナビ、そしてテオが初心者向けのロボアドといえそうです。

ウェルスナビやテオは基本的に、公式サイトから口座開設を一度行えば済むため、手続きのハードルは低いといえます。一方で楽ラップやオンコンパス、ダイワファンドラップオンラインは、ロボアドの申し込みだけでなく各運営元の証券会社で事前に投資専用口座を開設しておく必要があり、手続きのハードルは若干高そうです。

最低投資額をみると、テオとウェルスナビは初回入金の最低金額が10万円からと他のサービスと比べると高額。一方でオンコンパスは1000円から始められるので、最もハードルが低いですね。

続いて、サービスの利用だけでなく口座開設を行い、投資信託を購入すると仮定して助言型のロボアドを比較してみましょう!

助言型ロボアド

サービス名 手続きの手間がかからない 最低投資額が低い
投信工房
(100円~)
ポートスター(PORTSTAR)
(5000円~)
スマートフォリオ(SMART FOLIO)
(1000円~)

手続きの手間や最低投資額の低さを考慮すると、松井証券の投信工房が最も初心者向きと言えそうですね。

投信工房とポートスターに関しては、基本的に口座開設は1回のみ。また、手続きもオンライン上で完結します。

スマートフォリオも手続きはオンライン上で完結しますが、「投資信託口座」の開設だけでなく、みずほ銀行の「普通預金口座」の開設や「みずほダイレクト」の契約も必要となります。そのため、みずほ銀行の口座をすでに持っている人であれば良いですが、そうでない人にとっては手続きが少々面倒だと言えそうです。

ロボアドを利用する上で気になるのが「預けたお金が増えるかどうか」です。そこで、継続して運用実績を公表している4社のロボアド(自動運用型)の実績を比較してみました。

自動運用型ロボアド

サービス名 運用実績 運用期間
ウェルスナビ(ドル建て) 20.6%~30.1% 2016年1月~2020年9月末
楽ラップ(下落ショック軽減機能なし) 14.54%〜41.29% 2016年7月4日~2020年9月末
テオ(THEO) 5.48%〜27.76% 2016年3月31日~2020年9月末
オンコンパス(ON COMPASS) -1.97%〜24.3% 2016年6月10日~2020年9月末
  • ※運用実績は、各社の期待リターン及び想定リスクがもっとも高いポートフォリオと最も低い騰落率の幅。テオ(THEO)のみ、運用実績は月次リターンから算出した推計値。

この表を見る限り、現時点では楽ラップとウェルスナビの運用成績が良いといえます。ただ最低投資金額や手続きの手間なども考慮したうえで、自分に合ったサービスを選択すると良いでしょう。

続いて助言型については、提案される投資信託の運用中のコスト(信託報酬)で比較してみました。

助言型ロボアド

サービス名 運用中のコスト(信託報酬)
投信工房 0.2619%程度
ポートスター(PORTSTAR) 0.55%程度
スマートフォリオ(SMART FOLIO) 0.24%程度(低コストインデックス型)
0.55%程度(おまかせバランス型)
  • ※各運用中のコストは、許容できるリスク(リスク許容度)が最も高い場合に提案される商品。

表を見るとわかる通り、投信工房とスマートフォリオで提案される商品のコストが比較的低いと言えるでしょう。そのうえで手続きの手間や最低投資額の低さなども考慮すると、助言型については「投信工房」がおすすめのロボアド最有力候補と言えそうですね。

最後にこれまでの評価をもとに、以下で改めて整理してみました。

自動運用型(総合点の高い順)

サービス名 利用手数料 契約数 手続きの手間がかからない 最低投資額が低い 運用実績
ウェルスナビ(WealthNavi)
テオ(THEO)
楽ラップ
オンコンパス(ON COMPASS)
ダイワファンドラップオンライン -

助言型(総合点の高い順)

サービス名 利用手数料 契約数 手続きの手間がかからない 最低投資額が低い 運用実績
投信工房 - -
ポートスター(PORTSTAR) - -
スマートフォリオ(SMART FOLIO) - -

自動運用型のロボアドは、簡単な質問に答えた後、口座開設や入金といった手続きさえ踏めば資産運用をお任せできるため、投資初心者にとっては比較的ハードルが低いといえます。その中でも、口座開設の手間がかからない点や運用実績などを考慮すると、現時点ではウェルスナビが最も総合点が高くなっています。

とはいえ投資経験者のなかには「手数料が高い!」と感じる方もいるでしょう。そういった方は、無料で利用できる助言型のロボアドが提案してくれた資産配分や商品を参考にし、後は自分で投資信託を購入するといった方法だと、もっと手数料を抑えられる可能性があります。助言型のロボアドの中では、手続きの手間や運用中のコストなども考慮すると、「投信工房」がおすすめのロボアド最有力候補といえそうですね。

投資初心者は、自動運用型のロボアドがおすすめ。手数料が高いと感じる方は助言型のロボアドが提案してくれた資産配分や商品を参考にし、後は自分で投資信託を購入するといった方法がおすすめ。

投資初心者の方も経験者の方も、今回の記事を参考に自分に合ったロボアドを検討してみてください。

  1. 手数料の低さは楽ラップ、運用実績ならウェルスナビがベスト
  2. 最低投資額の低さはオンコンパス(自動運用型)と投信工房(助言型)がベスト
  3. 手数料が気になるなら助言型がおすすめ

この記事の監修者

松岡 賢治 マネーライター・ファイナンシャルプランナー
松岡 賢治
シンクタンク、証券会社のリサーチ部門に在籍し、国内マクロ経済と債券市場のマーケットアナリストとして従事。1996年に独立し、1997年ファイナンシャルプランナー資格を取得。以後、ファイナンシャルプランナーとして活動する傍ら、ビジネス誌や経済誌を中心に日本経済、資産運用、投資をテーマにした記事の執筆を開始。著書に『ロボアドバイザー投資1年目の教科書』『豊富な図解でよくわかる! キャッシュレス決済で絶対得する本 』。

この記事の著者

吉田 祐基 ライター・編集者
吉田 祐基
各種金融系情報誌の編集・執筆業務を行うペロンパワークス所属。AFP/2級FP技能士。大手不動産情報サイト編集記者を経て入社。株・投資信託、保険などの編集・執筆を担当。
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