【2020年】つみたて(積立)NISAのおすすめ口座は?徹底比較

  • 最終更新日:2020.03.02
  • 公開日:2019.11.26

今回教えてくれる先生

滝田 知歩 マネーライター
滝田 知歩
求人広告のディレクター、編集プロダクションを経て、フリーライターに。雑誌や単行本、Webサイトで、マネー関連記事の編集・ライター業務に携わる。

まなぶくんまなぶ
くん
つみたて(積立)NISAを始めるなら、どんな金融機関を選んだらいいんだろう?

滝田先生滝田先生つみたてNISA口座は原則1人1金融機関しか作れないので、最初にどこを選ぶか、とっても大事なんです。でも、これからお話しする『4つのポイント』を押さえておけば大丈夫ですよ

まなぶくんまなぶ
くん
4つのポイントをチェックするだけでいいの? それならボクもつみたてNISAを始めていい金融機関をちゃんと選べそうだな

滝田先生滝田先生あとでおすすめの金融機関も厳選してご紹介しますので、参考にしてくださいね

つみたて(積立)NISAができる金融機関は日本全国に500以上もあります。これではどの金融機関を選べばよいか、迷ってしまいますよね。

そもそも、つみたてNISAはどの金融機関でも口座の開設・管理費用はかかりません。また、つみたてNISAの対象商品(投資信託)には購入手数料もかからないので、どの金融機関で始めてもあまり差がないと思われがちです。

でも、よく調べてみると、実は金融機関ごとにいろんな違いがあるのです。つみたてNISAを始める金融機関を決める際に、「いつものメインバンクでいいや」となんとなく決めてしまうと、後悔することもあるかも。ところが、つみたてNISAは原則1人1口座しか開設できない上、あとから金融機関を変更するためには手間がかかります。ですからじっくり検討して、自分にぴったりの金融機関を選ぶのが大事なのです。

つみたてNISA口座を開設するのにおすすめな金融機関は、これからお話しする「4つのチェックポイント」に絞って選ぶのが正解です。では、その4つのチェックポイントについて、解説していきましょう。

つみたてNISA金融機関ポイント①

つみたてNISAの対象商品(投資信託)は全部で166本(2020年2月21日時点)あります。ただ、各金融機関によって取り扱う商品の種類・本数は異なります。かりに取扱本数が少ない金融機関を選んだ場合、「自分が買いたい商品が買えない」といった心配・不満が生じることもあり得ます。

その点、つみたてNISAの対象商品の品ぞろえが豊富な金融機関なら、安心して商品を選べます。まずは取扱商品の種類・本数が豊富なのかをチェックしておきましょう。

つみたてNISA金融機関ポイント②

つみたてNISAは、最長20年もの長い期間、積立投資を続けられます。長期にわたる積立ですから、最初は大丈夫だと思った金額で積立を始めても、生活や環境の変化で家計がきびしくなってしまうこともあるかもしれません。そんなときでも積み立てられる金額に幅があれば、積立額を減らすことが可能です。毎月無理のない積立額を設定できる金融機関なら、安心して続けられますよね。

最近では、最低積立額を毎月1000円、3000円、5000円から設定できる金融機関が多いですが、一部のネット証券では毎月100円から積立できるところも登場しています。100円の少額からなら、お試し気分で始められそうですよね。

つみたてNISA金融機関ポイント③

積立の頻度(タイミング)を、例えば「1月25日」「2月25日」……といったように、「毎月」で設定している金融機関が多いのですが、最近ではネット証券を中心に、「毎日(毎営業日)」「毎週」の頻度で積立ができる金融機関が出てきています。

「積立の頻度にバリエーションを持たせたい」「投資するタイミングを分散する『時間分散』をさらに細かく行って、高値づかみのリスクを避けたい」という人は、「毎日(毎営業日)」「毎週」の積立ができる金融機関を選ぶといいでしょう。

つみたてNISA金融機関ポイント④

最近では、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されたり、そのポイントで積立投資ができたりする金融機関が登場しています。ポイントサービスを提供している金融機関を選べば、積立投資をしながら、ポイントが貯まる楽しみも味わえます。

ただし、ポイントサービスの仕組みやポイントの付与率(投資信託の保有残高に対してもらえるポイントの割合)などは金融機関で異なるので、ポイントによるお得度合いは事前にチェックしておきたいところです。

これまでつみたてNISAにおける金融機関選びで押さえておきたい4つのポイントを解説してきました。実はこれらのポイントを幅広くカバーしているのが、大手ネット証券なのです。そこで、この4つのポイントをもとにおすすめのネット証券を5社、ご紹介しましょう。

つみたて(積立)NISAをするなら、おすすめ金融機関はこの5社だ!

  • ※上記データは2020年2月28日時点のもの。
SBI証券

まず、金融機関を選ぶ4つのポイント全てに対応している金融機関がSBI証券です。

ネット証券最大手である、SBI証券が取り扱う、つみたてNISAの商品本数は153本。これは金融機関の中でも最多です(2020年2月28日時点)。最低積立金額は100円から。積立頻度は「毎日(毎営業日)」「毎週」「毎月」の3タイプから選ぶことができます。

SBI証券は投資信託でTポイントが貯まるのが魅力です。通常銘柄はつみたてNISAの月間保有残高に応じて0.1%、指定銘柄は月間保有残高にかかわらず0.05〜0.01%(付与率は銘柄により異なる)のポイントが付与され、すべての取扱商品が対象です。つみたてNISAの利用でTポイントが貯まるのは、他の金融機関にはないメリットです。

↓SBI証券のつみたてNISAについて、詳しくはこちらの記事をクリックしてご覧ください。

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楽天証券

SBI証券と同じく、4つのポイントに対応しているのが楽天証券です。

SBI証券と2強のネット証券と言われている、楽天証券が取り扱う、つみたてNISAの商品本数はSBI証券に次ぐ152本(2020年2月28日時点)。最低積立金額は100円から。積立の頻度はSBI証券には劣りますが、「毎日(毎営業日)」と「毎月」の2種類から選べます。

楽天証券では投資信託を保有すると、月間保有残高に応じて最低50万円以上から、50〜300のポイントが貯まります(楽天銀行との口座と連動していない場合)。たとえば、つみたてNISAの保有残高50万円の場合は月50ポイント貯まるので、ポイント付与率は年率0.12%です。貯まるポイントは「楽天証券ポイント」か「楽天スーパーポイント」のどちらかから選べます。

さらに、楽天カードの決済でつみたてNISA対象の投資信託を購入すると、100円の買い付けにつき1ポイントの楽天スーパーポイントがもらえます。

購入時と保有時にダブルでポイントを貯めることができるのは、他の金融機関にはないメリットです。楽天スーパーポイントを貯めて買い物をしている人には、うれしいサービスといえます。

↓楽天証券のつみたてNISAについて、詳しくはこちらの記事をクリックしてご覧ください。

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マネックス証券

マネックス証券のつみたてNISAの商品本数は149本(2020年2月28日時点)と、充実したラインアップになっています。最低積立金額は100円から、積立の頻度は「毎月」のみですが、2020年秋から「毎日つみたて」も選べるようになる予定です。

つみたてNISAの残高に応じてマネックスポイントが年率0.03%貯まります。たとえば、つみたてNISAの月末残高が100万円の場合は、100万円×0.03%÷12カ月=月25ポイント貯まります。

また、マネックス証券は投資ツールが充実していて、「つみたてNISA」か「イデコ(iDeCo)」か、自分の場合だとどちらの制度を使うのが効果的なのかがわかる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」(利用無料)があります。投資初心者が長期投資していくためのツールがある点は、見逃せないポイントといえますね。

↓マネックス証券のつみたてNISAについて、詳しくはこちらの記事をクリックしてご覧ください。

松井証券

松井証券のつみたてNISAの商品本数は152本(2020年2月28日時点)で、最低積立金額は100円から。積立の頻度は「毎月」のみに選択になっています。

つみたてNISAの月間保有残高に応じて0.1%の「松井証券ポイント」が貯まります。ポイントはAmazonギフト券や商品と交換したり、投資信託の積立にも使うことができます。ポイント付与率は高めですが、つみたてNISAの商品本数の半分はポイント対象外となっている点はご注意を。

投資初心者向けのサポートが充実しているのも松井証券の魅力。ロボアドバイザーの資産運用アドバイスが受けられる「投信アプリ」が無料で利用できるのは、うれしいサービスです。

↓松井証券のつみたてNISAについて、詳しくはこちらの記事をクリックしてご覧ください。

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auカブコム証券(旧カブドットコム証券)

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のつみたてNISAの商品本数は150本(2020年2月28日時点)、最低積立金額は100円から、積立の頻度は「毎月」のみとなっています。

投資信託の月間保有残高100万円ごとに1ポイントもらえる「毎月ポイント」があります。ただし毎月ポイントの対象となるつみたてNISA商品は19本のみとなっています。

つみたてNISAの取扱商品から自分に合った投資信託がどうしても選べないという人には、洋服を選ぶような感覚で自分に合った投資信託が選べる「FUND DRESS」というユニークなツールを使うのもアリですよ。

↓auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のつみたてNISAについて、詳しくはこちらの記事をクリックしてご覧ください。

これまで「つみたてNISAを始めるなら、この金融機関5社がおすすめ!」ということで5社をご紹介してきましたが、「はじめての投資信託はわからないことも多いから、いろいろ相談しながら決めたい」という人もいるでしょう。

イオン銀行

そういう方に向けて、番外編としてイオン銀行をおすすめしたいと思います。イオン銀行の店舗は、土日・祝日、365日営業しています。全国にあるイオンやイオンモールなどに設置されている窓口で、買い物のついでに投資・資産運用の相談ができてしまうという気軽さが魅力。つみたてNISAの口座の申し込みはインターネットでも店舗でもどちらでも可能です。

つみたてNISA対象商品は20本(2020年2月28日時点)と、ネット証券に比べるとやや少なめですが、たくさん商品があると選びきれないという人にとっては、選びやすいと言えるかも。最低積立金額は1000円から、積立の頻度は「毎月」のみとなっています。

もうひとつイオン銀行の魅力のひとつに、「イオン銀行Myステージ」が挙げられます。イオン銀行Myステージとは、対象取引の利用に応じてスコアが貯まり、決定したステージごとに普通預金の金利が引き上げられる特典が受けられます。

資産づくりをしながら、特典も受けられる。「イオン銀行Myステージ」はとりわけイオンユーザーにお得なサービスといえます。

↓イオン銀行のつみたてNISAについて、詳しくはこちらの記事をクリックしてご覧ください。

まなぶくんまなぶ
くん
つみたて(積立)NISAを始めるなら、商品数が多いネット証券がいいんですね。確かに選択肢の幅が広がって面白そう……

滝田先生滝田先生そうですね。あと、ネット証券は投資信託で資産づくりをしながらポイントが貯まる特典にも注目ですね。また、窓口で気軽にいろいろ相談したい人には、イオン銀行も選択肢のひとつとして考えてもいいわね。まなぶくん、そろそろどこにするか決めましたか?

まなぶくんまなぶ
くん
え~っと、つみたてNISAの場合、原則1人1口座しか開設できないので、最初の選択が一番肝心ですよね。もうちょっと考えてみます……(焦)

この記事の3つのポイント

  1. 「商品本数」「積立最低金額」「積立頻度」「ポイントサービス」の4つのポイントで金融機関を選ぼう
  2. つみたてNISAを始めるなら、取扱商品が充実している「ネット証券」がおすすめ
  3. 直接窓口で相談したいなら、イオン店舗にあるイオン銀行という選択肢もアリ
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