【2021年9月版】つみたてNISA(積立NISA)のおすすめ口座は?徹底比較

  • 最終更新日:2021.09.06
  • 公開日:2021.03.10
著者:滝田 知歩 マネーライター

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つみたて(積立)NISAを始めるなら、どんな金融機関を選んだらいいの?

滝田先生滝田先生つみたてNISA口座は原則1人1金融機関しか作れないので、最初にどこを選ぶか、とっても大事なんです。でも、これからお話しする『4つのポイント』を押さえておけば大丈夫ですよ!

つみたて(積立)NISAができる金融機関は日本全国に500以上もあります。これではどの金融機関を選べばよいか、迷ってしまいますよね。

そもそも、つみたてNISAはどの金融機関でも口座の開設・管理費用はかかりません。また、つみたてNISAの対象商品(投資信託)には購入手数料もかからないので、どの金融機関で始めてもあまり差がないと思われがちです。

でも、よく調べてみると、実は金融機関ごとにいろんな違いがあるのです。つみたてNISAを始める金融機関を決める際に、「いつものメインバンクでいいや」となんとなく決めてしまうと、後悔することもあるかも。ところが、つみたてNISAは原則1人1口座しか開設できない上、あとから金融機関を変更するためには手間がかかります。ですからじっくり検討して、自分にぴったりの金融機関を選ぶのが大事なのです。

つみたてNISA口座を開設するのにおすすめな金融機関は、これからお話しする「4つのチェックポイント」に絞って選ぶのが正解です。では、その4つのチェックポイントについて、解説していきましょう。

つみたてNISA金融機関ポイント①

つみたてNISAの対象商品(投資信託)は全部で199本(2021年9月6日時点)あります。ただ、各金融機関によって取り扱う商品の種類・本数は異なります。仮に取扱本数が少ない金融機関を選んだ場合、「自分が買いたい商品が買えない」といった心配・不満が生じることもあり得ます。

その点、つみたてNISAの対象商品の品ぞろえが豊富な金融機関なら、安心して商品を選べます。まずは取扱商品の種類・本数が豊富なのかをチェックしておきましょう。

つみたてNISA金融機関ポイント②

つみたてNISAは、最長20年もの長い期間、積立投資を続けられます。長期にわたる積立ですから、最初は大丈夫だと思った金額で積立を始めても、生活や環境の変化で家計がきびしくなってしまうこともあるかもしれません。そんなときでも積み立てられる金額に幅があれば、積立額を減らすことが可能です。毎月無理のない積立額を設定できる金融機関なら、安心して続けられますよね。

最近では、最低積立額を毎月1000円、3000円、5000円から設定できる金融機関が多いですが、一部のネット証券では毎月100円から積立できるところも登場しています。100円の少額からなら、お試し気分で始められそうですよね。

つみたてNISA金融機関ポイント③

積立の頻度(タイミング)を、例えば「1月25日」「2月25日」……といったように、「毎月」で設定している金融機関が多いのですが、最近ではネット証券を中心に、「毎日(毎営業日)」「毎週」の頻度で積立ができる金融機関が出てきています。

「積立の頻度にバリエーションを持たせたい」「投資するタイミングを分散する『時間分散』をさらに細かく行って、高値づかみのリスクを避けたい」という人は、「毎日(毎営業日)」「毎週」の積立ができる金融機関を選ぶといいでしょう。

つみたてNISA金融機関ポイント④

最近では、投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されたり、そのポイントで積立投資ができたりする金融機関が登場しています。ポイントサービスを提供している金融機関を選べば、積立投資をしながら、ポイントが貯まる楽しみも味わえます

ただし、ポイントサービスの仕組みやポイントの付与率(投資信託の保有残高に対してもらえるポイントの割合)などは金融機関で異なるので、ポイントによるお得度合いは事前にチェックしておきたいところです。

これまでつみたてNISAにおける金融機関選びで押さえておきたい4つのポイントを解説してきました。実はこれらのポイントを幅広くカバーしているのが、大手ネット証券なのです。そこで、この4つのポイントをもとにおすすめのネット証券を5社、ご紹介しましょう。

つみたて(積立)NISAをするなら、おすすめ金融機関はこの5社!

①SBI証券
商品本数最低積立
金額
積立頻度
の種類
ポイント
サービス等

175本

100円~

毎月、毎週、毎日(毎営業日)

月間保有残高に応じて
0.022~0.1%のポイントが貯まる※

  • ・対象商品:すべての商品
    ・ポイント還元率:
     ①通常銘柄は月間平均保有金額が1000万円未満:年率0.1%
     ②指定銘柄は月間平均保有金額にかかわらず年率0.02~0.05%
    ・交換レート:1ポイント=1円相当
②楽天証券
商品本数最低積立
金額
積立頻度
の種類
ポイント
サービス等

177本

100円~

毎月、毎日(毎営業日)

月間保有残高に応じて
50~1000ポイント貯まる※
  • 2021年8月1日よりポイント付与条件が変更になりました。

    ・対象商品:すべての商品
    ・ポイント数:
     残高50万円以上~200万円未満:20ポイント
     残高200万円以上~400万円未満:80ポイント
     残高400万円以上~600万円未満:150ポイント
     残高600万円以上~800万円未満:200ポイント
     残高800万円以上~1000万円未満:300ポイント
     残高1000万円以上~2000万円未満:400ポイント
     残高2000万円以上:800ポイント
    ・一部の指定銘柄は、対象残高に該当する部分の付与ポイントが変更になります。
③auカブコム証券
商品本数最低積立
金額
積立頻度
の種類
ポイント
サービス等

157本

100円~

毎月

月間保有残高に応じて
ポイントが貯まる※

  • ①投資信託ポイントプログラム
    ・対象商品:4本 auスマート・ベーシック(安定)(安定成長)、auスマート・プライム(成長)(高成長)
    ・ポイント還元率:年率0.02~0.1%
    ・投資信託ポイントプログラムの登録が必要
    ②資産形成プログラム
    ・ポイント還元率:年率0.05~0.24%
     2.4万円~100万円未満:年率0.05%
     100万円以上~3,000万円未満:年率0.12%
     3,000万円以上:年率0.24%
     月間平均保有額2.4万円以上から
    ・交換レート:1ポイント=1円相当
    ・auIDの登録が必要
④マネックス証券
商品本数最低積立
金額
積立頻度
の種類
ポイント
サービス等

151本

100円~

毎月、毎日(毎営業日)

月間保有残高に応じて
最大0.08%のポイントが貯まる※

  • ・対象商品:すべての商品
    ・ポイント還元率:月末残高の年率0.03%~0.08%(銘柄によって異なる)
    ・交換レート:1ポイント=1円相当
➄松井証券
商品本数最低積立
金額
積立頻度
の種類
ポイント
サービス等

170本

100円~

毎月

信託報酬の一部(最大0.78%)をキャッシュバック※

  • ・対象商品:信託報酬が0.3%を超える投資信託
    ・信託報酬が0.3%を上回る金額分を毎月現金還元
    ・交換レート:1ポイント=1円相当

SBI証券は金融機関を選ぶ4つのポイント全てに対応しています。

ネット証券最大手である、SBI証券が取り扱う、つみたてNISAの商品本数は175本(2021年9月6日時点)。楽天証券に次いで2番目の多さです。最低積立金額は100円から。積立頻度は「毎日(毎営業日)」「毎週」「毎月」の3タイプから選ぶことができます。

SBI証券は投資信託でTポイントが貯まるのが魅力です。通常銘柄はつみたてNISAの月間保有残高に応じて0.1%、指定銘柄は月間保有残高にかかわらず0.01~0.05%(付与率は銘柄により異なる)のポイントが付与され、すべての取扱商品が対象です。つみたてNISAの利用でTポイントが貯まるのは、他の金融機関にはないメリットです。

2021年6月から三井住友カードと提携した「投信積立サービス」と「Vポイントサービス」が開始。ますます注目されています。

↓SBI証券のつみたてNISAについて、もっと詳しく!

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楽天証券は金融機関を選ぶ4つのポイント全てに対応しています。

SBI証券と2強のネット証券と言われている、楽天証券が取り扱う、つみたてNISAの商品本数は177本(2021年9月6日時点)と業界最多。最低積立金額は100円から。積立の頻度はSBI証券には劣りますが、「毎日(毎営業日)」と「毎月」の2種類から選べます。

楽天証券では投資信託を保有すると、月間保有残高に応じて最低50万円以上から、50〜1000ポイント※が貯まります(楽天銀行との口座と連動していない場合)。※2021年8月1日よりポイント付与条件が変更になりました。たとえば、つみたてNISAの保有残高50万円の場合は月50ポイント貯まるので、ポイント付与率は年率0.12%です。貯まるポイントは「楽天証券ポイント」「楽天ポイント」のどちらかから選べます。

さらに、楽天カードの決済でつみたてNISA対象の投資信託を購入すると、100円の買い付けにつき1ポイントの楽天ポイントがもらえます。

購入時と保有時にダブルでポイントを貯めることができるのは、他の金融機関にはないメリットです。楽天ポイントを貯めて買い物をしている人には、うれしいサービスといえます。

↓楽天証券のつみたてNISAについて、もっと詳しく!

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auカブコム証券(旧カブドットコム証券)

auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のつみたてNISAの商品本数は157本(2021年9月6日時点)、最低積立金額は100円から、積立の頻度は「毎月」のみとなっています。

対象の投資信託を保有するとポイントがもらえる「ポイントプログラム」と、月間保有残高100万円ごとに1ポイントもらえる「資産形成プログラム」があります。

つみたてNISAの取扱商品から自分に合った投資信託がどうしても選べないという人には、洋服を選ぶような感覚で自分に合った投資信託が選べる「FUND DRESS」というユニークなツールを使うのもアリですよ。

↓auカブコム証券(旧カブドットコム証券)のつみたてNISAについて、もっと詳しく!

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マネックス証券

マネックス証券のつみたてNISAの商品本数は151本(2021年9月6日時点)と、充実したラインアップになっています。最低積立金額は100円から、積立の頻度は「毎月」に加え、2020年秋から「毎日」も選べるようになりました。

つみたてNISAの残高に応じてマネックスポイントが年率0.03%貯まります。たとえば、つみたてNISAの月末残高が100万円の場合は、100万円×0.03%÷12カ月=月25ポイント貯まります。

また、マネックス証券は投資ツールが充実していて、「つみたてNISA」か「iDeCo(イデコ)」か、自分の場合だとどちらの制度を使うのが効果的なのかがわかる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」(利用無料)があります。投資初心者が長期投資していくためのツールがある点は、見逃せないポイントといえますね。

↓マネックス証券のつみたてNISAについて、もっと詳しく!

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松井証券

松井証券のつみたてNISAの商品本数は170本(2021年9月6日時点)で、最低積立金額は100円から。積立の頻度は「毎月」のみに選択になっています。

保有している銘柄の中から信託報酬が0.3%を上回る金額分が毎月現金で還元されます。現金の還元は日本初のサービスになります。(2020年10月26日時点)

投資初心者向けのサポートが充実しているのも松井証券の魅力。ロボアドバイザーの資産運用アドバイスが受けられる「投信アプリ」が無料で利用できるのは、うれしいサービスです。

↓松井証券のつみたてNISAについて、もっと詳しく!

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これまで「つみたてNISAを始めるなら、この金融機関5社がおすすめ!」ということで5社をご紹介してきましたが、「はじめての投資信託はわからないことも多いから、いろいろ相談しながら決めたい」という人もいるでしょう。

イオン銀行

そういう方に向けて、番外編としてイオン銀行をおすすめしたいと思います。イオン銀行の店舗は、土日・祝日、365日営業しています。全国にあるイオンやイオンモールなどに設置されている窓口で、買い物のついでに投資・資産運用の相談ができてしまうという気軽さが魅力。つみたてNISAの口座の申し込みはインターネットでも店舗でもどちらでも可能です。

つみたてNISA対象商品は20本(2021年9月6日時点)と、ネット証券に比べるとやや少なめですが、たくさん商品があると選びきれないという人にとっては、選びやすいと言えるかも。最低積立金額は1000円から、積立の頻度は「毎月」のみとなっています。

もうひとつイオン銀行の魅力のひとつに、「イオン銀行Myステージ」が挙げられます。イオン銀行Myステージとは、対象取引の利用に応じてスコアが貯まり、決定したステージごとに普通預金の金利が引き上げられる特典が受けられます。資産づくりをしながら、特典も受けられる「イオン銀行Myステージ」はとりわけイオンユーザーにお得なサービスといえます。

↓イオン銀行のつみたてNISAについて、もっと詳しく!

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この記事の3つのポイント

  1. 「商品本数」「積立最低金額」「積立頻度」「ポイントサービス」の4つのポイントで金融機関を選ぼう
  2. つみたてNISAを始めるなら、取扱商品が充実している「ネット証券」がおすすめ
  3. 直接窓口で相談したいなら、イオン店舗にあるイオン銀行という選択肢もアリ

この記事の著者

滝田 知歩 マネーライター
滝田 知歩
求人広告のディレクター、編集プロダクションを経て、フリーライターに。雑誌や単行本、Webサイトで、マネー関連記事の編集・ライター業務に携わる。

どこで口座開設したらよいの?

いざつみたてNISAを始めよう!と思っても、数ある金融機関の中からどこを選べばよいか迷いますよね。そこで、多くの人に支持されている3つの金融機関を、独自のサービスやおすすめ情報と併せてご紹介します。

  1. 口座開設数 1位

    SBI証券
    • 11ヶ月連続、口座開設数No.1!
    • 三井住友カードを使うとVポイントのお得な「二重取り」が可能
    • 100円から積み立てできる!頻度は毎月/毎週/毎日から自由に選べる
  2. 初心者に優しい証券会社

    松井証券
    • 三ツ星評価のサポートで解決!日中忙しい人に嬉しい24H対応サービスも
    • 投資信託を預けるだけで毎月現金を還元!
    • 今なら総額1億円プレゼントキャンペーン実施中
  3. 楽天ユーザーにおすすめ

    楽天証券
    • 楽天ポイントが貯まる!楽天カードを使うとお得な「二重取り」も
    • 取り扱い銘柄数約177本!業界トップのラインナップ
    • 100円から積み立てができる
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